わが家は24坪平屋、C値は0.1の高気密高断熱住宅。
注文住宅を建てるにあたってアップライトピアノをリビングに置きました。
良いこともあるのですが、反対に後悔するようなこともあります。
今回は高気密高断熱住宅にピアノを置く際の注意点やメリット、デメリットについて書いていきます。
ピアノを置くならどんな場所?
ピアノを設置する場合気を付けるべき点が何点かあります。
避けたい場所
- 直射日光が当たる窓際
- エアコンや床暖房の吹き出し口付近
- 外壁に直接面した壁際
これらの場所は温度・湿度変化が激しく、ピアノに悪影響を与えます。
おすすめの設置場所
- 室内中央寄り
- 北側でも結露対策がされている壁
- 温度変化の少ない部屋
端的に言うと、直射日光の当たらない温湿度変化の少ない空間がピアノの設置には適しています。
わが家のピアノ設置位置
以上のことを踏まえて、わが家ではLDKのソファの後ろに配置しています。

実際にもこんな感じ。

ソファの後ろですが、通路幅は70cmほど確保しているので問題なく通れます。
実際に感じたメリット
すぐに弾ける場所にあるので通るたびに弾きたくなる
メリットはこれに尽きます。
わが家の場合生活の同線上にピアノがあるため、一日に何度もピアノの前を通ります。
こどもはその度にピアノの鍵盤に少し触れてみたり、曲を弾いてみたりと、教えてもないのに徐々にピアノが弾けるようになってます。
電子ピアノだと電源をONにするというワンアクションが必要になりますが、アップライトピアノは鍵盤を押せばすぐに音が鳴るのも手軽に楽しめるポイントだと思います。
小学生の娘は絶対音感が身についたようで、弟が弾いているときに「そこはミじゃなくてファ」とか、遠くから言ってます。笑
実際に感じたデメリット
うるさい
正直うるさいです(笑
わが家にあるのはアップライトピアノ。
音量が調整できる電子ピアノなら大丈夫でしょうが、アップライトピアノだと音量調整ができないので、結構響きます。
補足:家の外にはあまり響かない
高気密なだけあって、ピアノを弾いていても不快なレベルでの音漏れはしていません。
家に近寄れば少し聞こえますが、数メートルも離れたらほとんど聞こえなくなるレベルです。
高気密住宅でピアノを置く際の注意点
1. 高気密住宅とピアノの相性とは?
高気密住宅は、外気の影響を受けにくく、室内環境が安定しやすいのが特徴です。
ただしピアノにとって重要なのは「快適さ」よりも適切な温度・湿度管理です。
特に注意すべき点は以下の3つです。
- 湿度がこもりやすい
- 音が室内に反響しやすい
- 急激な環境変化が起こりやすい
これらを理解したうえで対策することが重要です。
2. 最重要ポイントは「湿度管理」
■ ピアノに適した湿度とは?
ピアノにとって理想的な湿度は 40〜60% とされています。
高気密住宅では、
- 梅雨時や夏場 → 湿度が高くなりやすい
- 冬場(暖房使用時)→ 乾燥しやすい
という季節ごとの極端な変化が起こりやすくなります。
■ 湿度管理を怠るとどうなる?
- 鍵盤の動きが悪くなる
- 音程が狂いやすくなる
- 木部の割れ・接着剥がれ
これらは高額な修理につながる可能性もあります。
なので対策として
- 除湿機・加湿器の使用
- 室内湿度計でチェック
このあたりを徹底しておくことをおススメします。
24時間換気システムとの付き合い方
高気密住宅では24時間換気が義務付けられていますが、換気による乾燥にも注意が必要です。
- 冬場は特に湿度が下がりやすい
- 換気口からの冷気が直接当たらないように配置を工夫
特に3種換気の場合は外気がそのまま給気されるので、特に注意が必要です。
まとめ
メリット・デメリットはそれぞれありますが、おおむねアップライトピアノを置いてよかったかなとは思います。
電子ピアノは音量が調整出来たり音色が変えられるのはメリットですが、やはり点けっぱなしというわけにもいかないので、通りがけに弾いていくというのが出来ないのはデメリットです。
その点、点けっぱなしを気にしなくてもいいのはアップライトピアノの強みでもあります。
わが家では実家にアップライトピアノがあったので、そのまま持ってきましたが、音の響き方や金銭的なことを考えると、高気密住宅では電子ピアノを置くのをおススメします。
高気密住宅では思ったよりも音が響くので、しっかり内部の音対策にお金をかけるようにしましょう!
